KEIKO KOMA Webサロン

意欲と使命感


AIの能力が人間の知能を越えることを「シンギュラリティ」というそうだが、記憶力とか計算能力だけが人間の能力でないことは確かだ。人間の能力は、可能性は、実に多種多様で、数式に表せることではない。金銭的に示せるものではない。言葉で過不足なく表現できるものでもなかろう。しかし、わたしは、言葉を使って、AIにはできない微妙な心持ちや多重的な心情を表わす力を育成する仕事をしたい。国語教育を通じて、日本の劣化を防ぎ、本音や希望を交わしつつ、人々が豊かに優しく生きていくことに貢献したい。
近所の学習塾の運営者が、「もう無理です。場所の維持を続けることもできないので、もう撤収しようと思います。」と言う。個人塾は、「偏差値志向」のやり方から遠いのか、まるで生徒が集まらず、どことも大変なようである。わたしのところも同じなのだが、わたしはまだまだ頑張りたいと思っているし、やめる気はない。しかし、思いだけではどうしようもないので、近日中に、いろんな人に相談してみることにした。さいわい、かつての教え子が弁護士だったり、中小企業支援の仕事をする人だったりするので、思い切って相談することにした。そのための「再生プラン」を、ここのところ作成し、塾の実績と経理の資料をそろえた。そして、何よりも気持ちを上向きにするために、自分のやりたいことや使命感を改めて書き出してみた。高校も始まって、多数の初々しい一年生を前に授業を始めたら、この子たちに言葉の学びのおもしろさや、国語の学びの意義を伝えることは、絶対やり続けたいと思った。

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新しい仲間達
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