KEIKO KOMA Webサロン

必要不可欠の文化、精神


一昨日はさわやかな風に吹かれて、なんて気持ちがいいんだと、訪問先に伺うと、ケアする方は意識ない状態があったとのことで看護師さんがみえてました。一時的にぱっちり目が開いたので、看護師さんはお帰りになりました。
その後、私一人のケア時間となり、血圧が低すぎて血圧計のエラーが連続したり、内心冷や汗でしたが、夜通し断続的にさすったり、吸引したり、足の位置を高くしたり、などなど。朝方、ようやく上の血圧80台まで戻り少しホッとしました。
それでも、目がほとんど動かなくて、朝の水分補給や経管栄養をしていいものかどうか何度も何度も確認、かなり時間かかりました。
何が言いたいのかというと次のことが書きたかったのです。
その方は、「朗読聞きますか」(友人の方が朗読の録音をパソコンに入れてくれてる)の質問には、ゆっくりですがはっきりと瞼を動かして「yes」の返事をくれるのでした!
それほどに、人間は文化に飢えていること、朝ご飯の栄養よりも文化が大事、そのことを実感しました。
高麗さんのお兄様が間際まで本を読んでおられた とお聞きしたこと思い出し、非常に納得します。
文化、精神、は 人間にとって食べ物よりも重大なこと。
私も死の間際まで文化、精神、芸術の探求、手放しません!
高齢者にこそ、最高の文化、最高の精神が必須、人生のうちで最も必要不可欠なこと。

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盛岡にて
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府中の森芸術劇場 ウィーンホールにて
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「高句麗伝説」第11弾