尊い二日間を経て

keikokoma.comにアップして下さった盛岡コンサート後の高麗さんの詩を読ませていただき、盛岡の地の繊細な空気が内に蘇り、生きる次元が変わっていきます。豊かなひとときをありがとうございます。大きな経験を経て仕事に戻ると何がどうなっていたかなどすっかり忘れています。普段の在り方では内に残ってしまうものがあることがわかります。今、今働きかけ続ける存在とひとつに生きることを学んでいきます。
地球の境は消え、宇宙空間が降りてきたように身の内に広がった盛岡コンサートの第一部でした。盛岡の地でより体感できない世界とコンサートの度に感じます。ここは北緯40度だったとメッセージから思い出し、見えることも、考えることも変わる土地の力を実感していたことと一致しました。第二部は少しもがくように音に反応し、メッセージにありました「物」という言葉が浮かびました。物のようになってしまっている部分が出てきたのかと浮かび、次第に溶け、身体は変わっていきました。サタンや天使といった言葉がわからないこともわかり、わかったことが始まりで、経験をもって理解していける時の訪れを楽しみに待ちます。
原始の自然に生きる人間はかつて時速120kmで走っていたと、ちっぽけな頭の枠など一気に消え去るような人間の能力について先生の講座でお聞きしたことがふとした時に浮かんできます。必要に迫られれば、今の人間にはあまりに未知なる能力も発揮されることを理解し、希望を感じます。発揮するに余計な体の反応はいだき講座で既に解いていただいています。まさしく計り知れない能力を一人一人が秘めている存在であることに胸に希望を抱きます。今までのパターンで働く自分の頭に飽き飽きしています。講座やコンサートを経験し続ける先に、とはいえ道は未知であるのですが、経験し続ける先に一気に変わる時があるのではと今はそう浮かんできます。
盛岡の掛け替えのない経験を、また今の時をありがとうございます。