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女性の解放に向けて 仙台高句麗伝説


仙台の高句麗伝説をありがとうございました。とんでもないことが起きていると感じました。それは府中のコンサートから始まっていました。

府中のコンサートで女性の叫び声のような声を聞き、空間がよじれたような感じを受けましたが、今回の高句麗伝説でも叫び声と同じ音階の音を聴いた瞬間に、かぶさるように女性の叫び声が大地から響いてきました。何度も無数の叫び声が聴こえ、よじれていると感じたものも、より生々しく大地に押し込められた女性の想いが呼び起こされ体に巻き付いてきて引っ張られているのだと直感的に感じました。私の方が叫びたくなりました。

天の扉が開き、雲間から光がさすように光満ち、身体中が光の空間とひとつになっていきました。京都の時と違い、仙台の空間は重すぎて、想いの重さに空間が下に引っ張られているかのように感じました。それを吹き飛ばそうとするかのように始まった太鼓の音、しばらくするとそれに呼応するかのように、後ろに大きな存在を感じ、耳元に大きく響くかしわ手の音が何度か聴こえました。またあまりにもそのかしわ手の音が生々しかったので、誰かが誤って拍手をしたのかと感じる程でした。

終盤になると恐ろしいほど空間が澄み、視界がクリアになっていました。光の柱が身の内を貫き、仙台に神が降り立ち、新しい透明な空間が拓かれていくことに大きな変容をみた仙台高句麗伝説でした。

ところがあまりに空間の差が鮮烈であったためか、腰から力が抜けていくようで、特に帰り道だんだんはっきりしてきたのですが、女性の側に近づくと頭痛と吐き気がおき、帰りの新幹線で隣が空いてたことが本当に助かりました。地元でも何度か電車を降りようかと思うほどだったのに、家に着くとかなり楽になっている…改めて今回の高句麗伝説で呼び起こされたものの凄さを痛感した初日でした。

仙台では高麗屋さんの美味しいランチとスタッフの方々の無駄のない動きや丁寧な対応にパワーをもらい助けられました。
明日はいだきのイベントでは初めての弘前で、どんな空間が拓かれるのかと緊張しています。
新しい経験をありがとうございました。

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結工房にて
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いだき京都事務所にて-2