KEIKO KOMA Webサロン

大きな一日


昨日の京都での先生のコンサートの夜、驚く報告を受け、最初は何のことかとすぐに反応できない程の報告でした。が、事実であるなら、とんでもないことであると、いつもの怒りがこみ上げ、今までやっていたことを踏みにじられたような感覚となりました。が、コンサートを経験した生命は真をわかっています。生命の内を感じると、怒りや落胆は消え、先を創る力と変わりました。コンサート前夜には、私はこれ以上、時間に使われ、大切な生命を痛め生きることはしないと心に決め、毎夜書く生命の光景を表す詩ではおおいなる存在とつながり生きる時間を生きると書いていました。スケジュールが立て込んでいる日は時間に使われ時間に追われますが、昨日からは計画は綿密に立てますが、心配したり気を遣うことはやめました。おおいなる存在とつながり生きることに努めました。それが故に、悪いことや悪い人がそのまま浮き彫りとなり現れたのだと気づき、心から感謝し、一日を終えました。自分が嘘偽りなく生きていれば、関わる一人一人の在り方がそのままあらわれ、自滅の道を行く人と未来へと向かい生きる人かはそのままあらわるとわかりました。やはり自分がどう生きるかよりないのです。そう考えると生きやすい時代とわかり、喜びを感じます。

今朝は五女山コーヒーを淹れていると、地球上から悪い人間は追い出す、と聞こえ、もの凄い風が吹きました。思わず、「はい」と返事をし、もたもたしていられない気持ちで素早く動くと、生命の内に清々しい風が吹き、新しい生命となっていることを感じ、コンサートの経験の凄さが身に沁みありがたく、心からの感謝の気持ちが生まれます。昨日の朝の死んだ方が楽と思う状態とは天と地の差があります。多くの人は抜け出し口が見えずに死んだ方が楽という状態で生きていることを身に沁み感じ、抜け出せば、生きることの豊かに感謝する人生を生きていけることをお伝えしていく気持ちで一杯となります。

迎賓館にて、見上げる空は美しい秋の空でした。中庭で先生が淹れてくださった白いコーヒーを先生が創られた器でいただいた瞬間、風が吹きました。風とコーヒーがひとつとなり、全身が心地良さに包まれ、幸せを感じました。風は存在の風です。ずっと存在の風が吹いていました。最高に心地良く、皆様のお越しをお待ちしていました。バスが着きました。ガラス越しに、エチオピアからのお客様が見えた瞬間、うれしくて涙にじみ、思い切り手を振りました。エチオピア人も笑って手を振っています。ヤルガッチェフェ村まで車で乗せて行って下さった方です。大変困難な道のりを共にした方との再会は、自分が予想もできなかった程、うれしく喜びあふれました。先生のお浄めコーヒーを召し上がっていただいているうちに、話は弾み、盛り上がり、ロシアでのカフェ出店の話に展開していました。そしてウクライナのことも彼の口から出た時には、大変驚きました。ちょうど今朝、ウクライナからの写真が送られてきていました。見た瞬間に秋の街の景色が懐かしく、行ってみたいと感じたことを書いて返信したばかりだったのです。時間が合うとはこのような偶然が続くことと感じます。コンサート前から話しが弾み、愉しいばかりでした。

先生の演奏される音もメロデイーも胸の奥に響き、涙あふれます。私はエチオピアの大地を駆け抜けているような体感でした。最も過酷であり私には馴染めずに快適に過ごせない旅でありますが、生命が最も躍動し、永遠に生きる瞬間瞬間を経験させていただいたことを後から知るのです。最も思い出深く、永遠の光としあり続けるエチオピアでの瞬間瞬間であることを生命は教えてくれています。今日は永遠の光の時を瞬間瞬間感じる演奏に感動し、はじまりました。正面に展示させていただいています心模様タペストリーが、キラキラと輝き、悲しみが愛と変わる瞬間瞬間を表していました。自分自身の内面の光景とも見え、涙こみ上げます。やっとここまで生きてこれたことがありがたく感謝よりありません。

いつもアリランのようなと表現させていただく演奏にはいつも魂震えます。高句麗の地を感じ、魂の故郷に帰れる喜び、感動に涙よりないのです。今日は、内面に悲しみの光を見ました。身を貫く悲しみの極みを見ました。東明王様が母と別れ、高句麗を建国した悲しみを全身で経験しました。今生の別れとは。。。想像するだけで身が裂かれる悲しみと感じます。真に悲しみを経験した人間は先を創るとは高句麗発祥の地、五女山城に初めて行った時に、身を貫く悲しみが全身を走ると同時に聞こえたメッセージです。今日の演奏からは身を貫く悲しみの極みから愛と変わることを経験しました。今からは真に愛の国創りが出来る奇跡の時を生きているとわかり全身が感動と喜びに包まれました。演奏から見える図形を言葉にするなら、「私の未来は薔薇色」次には薔薇色どころではなく、「私の未来は、希望、夢色」の方がふさわしいと訂正していました。全てが実現すると見えます。平和が実現すると思うだけで、魂震えます。

未来に向かう時に遮るものは過去とはっきりと見えると同時に生命でわかった瞬間、コンサートは終了しました。心の中で「はい、わかりました」と言い、過去には戻らず、留まることもしないと心に誓いました。

秋風が心地良い中を皆様をお送りさせていただき、エチオピアからのお客様をお茶室へとご招待させていただきました。お茶室にて私が柄杓で先生がお茶室用に焙煎してくださったコーヒーを淹れさせていただき、先生が創られた特別の器にて召し上がっていただくと大変喜んでくださり、更に話が盛り上がりました。エチオピアにお茶室のようなカフェを創るという話が生まれました。私がこのようなカフェを創りませんかと話すと、このお話は12年前に私と約束したことだから必ず実現しますとのお返事でした。彼は、12年前のプロジェクトを全部覚えていました。約束なので、やりますとおっしゃっていただければ私もやりますというより生きる道はありません。そして私はやると言ったことは必ずやる人だからともおっしゃっていただき、益々やるより生きる道はありません。先生が結工房にて焙煎してくださる時、コーヒーから最初に感じることは、エチオピアのコーヒー工場ではたらく少女達の状態とお話くださいました。エチオピアに日本のお茶室のようなカフェを創り、先生のコンサートも同時に開催していけば、はたらく方々、少女達も報われていくというお話には誰もが感動し、涙します。当時から高麗さんのプロジェクトはこのことを話していたともお話くださり、実現することはエチオピア、アフリカの未来を拓くと見え、人生の賭けどころと感じます。魂と魂が合えば、どんどん進み、実現するとは何度もおっしゃっていました。やはり魂の時代であり魂の世界が進行している故の今日の出会いであります。ここには書き切れませんが、人類の未来を創るお話ができ、大変大きな一日でした。大きく前進できましたことに心より感謝します。ありがとうございます。

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