多くをわかっていく二時間

連続コンサートの初日、渋谷コンサートをありがとうございました。コンサート中、変わっていく自分の変化からコンサートで何が起こるのか、多くをわかっていく二時間でした。
先生の演奏が始まると心感じ、豊かに生命交流します。全身豊かに満ちていきます。ただただ先生の音と共にある今、今が幸せと感じました。途中から直前まで対応していたことなど雑念が湧いて集中力が途切れました。そのような状態も受け止めていると次第に頭がほぐれていきました。今日は朝から前頭葉と感じる部分が違和していたのです。違和感はほぐれ、偏って働いていた頭がより全体的になり、首から下の開かれた身体と一致していくのがわかりました。生命の働きがわからないのは偏った頭の働きということがわかる経験でした。身体も頭も一つに働き、空間と境なく、全体的になっていく先生のコンサートの働きを今日はわかりました。
わからなくてもコンサートや講座をしつこく経験し続けることの威力を感じます。頭は進み方が遅いですが、生命で経験し続けていく中、何かの機会に生命の働きが言葉になった時、経験してきたことを理解していけます。わからなくても講座で言葉でお聞きしていることの威力を感じます。わからないことを幅広く自分で勉強していくのはどれだけ時間があっても足りないですし、そもそも何を勉強すればいいのかもわかりませんが、先生の講座で要のことをお聞きしています。そしていつかわかる時が来た時、講座でお聞きしているので言葉になっていきます。きっともっと色々と仕掛けはあると思うのですが、今日わかったこのことだけでも先生がお考えになられたいだきのプログラムは凄い仕組みだと感じました。
第二部の「女と男」の「真の神が寄り添う関係」は一気に感じるという世界を超え、ただ在ることを認識する世界に飛翔しました。感覚を超える世界をわかるのは肝臓の働きというようなことを以前お聞きしました。確かにそのようなことを今日はわかりました。肝臓は感じないとのことですのでその周りの神経なのかもしれません。感じないことを表現するのはどう言葉にすればいいのかわからないのですが、そのような世界を認識できる人間の身体の素晴らしいことを感じました。男女の世界は神秘です。関係から聖なる世界広がるのが人間であることは真に希望です。途中少し苦しくなったり、首の付け根が詰まっている感じが気になっていました。コンサートが終わるまでに抜け出したいと感じ、最後溶けていくと共に先生の演奏が終わるとわかり、見ているかのようなその見事さに感動しコンサートが終わりました。
毎日コンサートが続くここからは、より多くのことを一日一日出来るようにやっていく必要があることもありがたい機会だと感じています。明日から６月になりますが、真に人間になることを目指す６月です。このような機会をありがとうございます。