KEIKO KOMA Webサロン


振り返りますと、昨年後半以降は自身の無能に苛み、様々な問題の解決に向かうに力無く、滅びの予感も深まり、かと言って死ぬに死ねない心境でおりました。受講生でありながら恥ずべき状態でありました。若い頃より「弱い人間は誠実ではあり得ない」ということばを怖ろしく感じ、強く去来していましたが、恥ずべき状態の元にあったのはそのことに尽きると思われます。弱くあればこそ強くあらねば生きられぬことを益々実感しております。
信頼する識者の一人によれば、今年は日本が日本であり続けることができるかどうかの境目となるとのことで、深く共感をことばとして表現されています。又今年早々ある識者のことばに衝撃を受けました。日本はいずれ潜在的な力が甦ると思い続けてきたけれど、今はもうそう思えなくなったと悲嘆していたからです。
私も私なりに、進行する危機を知りたじろぎながら生きて来た半生であったように思われますが、当に諦めの果に先生に出逢わせて頂いた筈でしたのに、申し訳なく情けない限りです。
日本の甦り(それは私自身の甦りでもあります)の力の源は、改めて先生の存在においてよりないことを感得しております。ありがとうございます。

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高麗恵子ギャラリーにて