KEIKO KOMA Webサロン

先生との対話から


先日のジェンダーでお聞きしたフランス行き、フランス哲学のお話に興味が唆られ、背教者ユリアヌスを空いた時間の合間にまず一巻から一気に読んでしまいました。
背教者ユリアヌスを執筆された辻邦夫さんの当時の執筆にまつわる出来事、その背景を読んでいると鼓動は早まり辻さんに出会うような喜びに興奮し時間を忘れていました。
ジェンダー講座の中で発言させていただいた原罪については、探求が半端なので理解が浅く、本当のことがまだ見えていないと先生との対話の中で気づかせて頂きました。イエス・キリストの贖罪を認められない自分はキリスト教ではなく異端であることは理屈上全くその通りであると理解しました。キリスト教を精神とした学校に通う巡りの中で昔からイエス・キリストのことを考える機会があり、原罪という概念もそこで教わりました。牧師からキリスト教を学んでいく中で感じていく葛藤はキリスト教の歴史を学ぶことで紐解けていくことは事実であり、そのことが自分自身を知ることに直結する不思議な感覚があるのです。ガリラヤという響きを聞くだけで、声に出すだけで懐かしい、親しい感覚に包まれたり、キリスト教の歴史に纏わる文献を読んでいるその瞬間は、目の前の欲望を満たすだけに捉われる焦燥感から離れ、不思議な魂の世界に誘われます。生まれて初めての海外旅行はフランスでありましたが、当時は子供でわからなかった歴史的文化的背景が当時よりは見えてくる今、高麗さんと先生のフランス行きのお話はとても愉しくときめきを感じます。
ありがとうございます。

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NPO高麗 東北センターにて-2
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東北の地に生まれた希望の光