KEIKO KOMA Webサロン

今日の一日


東京での一日は大変な一日です。人も車もあふれ、身動きできない感覚となり、その中を何としても早く動こうとし、時間の悪魔に使われ、生き方を正す一日でした。NPOいのちのデイーサービスへ行く時に、カーナビが渋滞を回避し案内するルートはいつもは全く通らない道でした。開かずの踏み切りが3つもあり、踏み切りを渡るだけで、何10分もかかります。私はいらいらするばかりで、今日も精神修養が必要な自分を自覚しました。たとえ遅れても問題になることもなく、怒る人もいないのに、時間に遅れることに恐怖を感じ精神が不安定となるのです。時間にコントロールされていることを自覚しつつ、同時にこのことも自分でやっているのだということを身に沁みわかりました。空間が澄み渡り、あるがままがそのまま現れます。誰のせいにも世の中のせいにもできず、全ては自分でやっていることと気づかせていただき、認め、変わっていける毎日を生きています。あまりの渋滞にイライラも頂点に達し、一瞬の判断が大きな間違いと気づいた瞬間、全てがスローモーションビデオを見ているように、時間が止まったように、四方八方、あらゆる角度から自分の状況が見え、私の車を取り巻く車や歩いている人、自転車に乗っている人が、同時に全て止まってくれた瞬間に神を見ました。生命助けられていることを生命でわかりました。一瞬の判断が生命を落とし、一瞬の判断が生命を守るとは詩に詠ませていただいていることです。おおいなるはたらきかけを受け、守られている生命であることを心底感謝した時、そうでありながら自覚が足りない自分を恥じ、心からのお詫びを声を出して言っていました。大渋滞の中を無事にデイーサービスにたどり着けた時は多くの山を乗り越えた体感でした。心から感謝し、まわりがどんなであろうとも、人間とし真っ当であり続けることが生きることと身をもってわかりました。

心模様を描いた玄関は最高の笑みをもって迎えてくれました。私には可愛い少女に見え、思わず「こんにちは」と挨拶をし、とても可愛い少女を踏んでいけずに、角の方を歩きながら笑いがこみ上げてきました。マーブリングのカーテンも取り付けられてありました。別世界、別次元となっています。今日も建築家の先生はじめスタッフの方が来ておられ、天蓋をいかにとりつけるかを皆で真剣に考え、様々な実験をしてくださいました。私も気になり、今日の催しが終わり、夜遅くに再びデイーサービスに戻った時、かなり夜遅い時間でしたが、建築事務所の方が気になってとおっしゃり、いらしていました。皆で一生懸命準備をしてくださっています。私も帰宅した時は、日付けが変わっていました。

日付けの上では23日は先生に初めてお会いできた日と記憶しています。亡き兄の誕生日でもあります。この日は毎年何かが起こるので、記憶しやすい日であります。毎年、先生に出会えなければ今はない生命でありますので、生命あることに深く感謝します。多くの人に会い、いろいろなことがあった一日でした。全てにおいて共通に感じたことは、いだきで生きていないことは、大きく外れているということです。いだきで生きることを真剣に取り組み、身につけていく時です。常に成長し出来るように考え、行動すれば、楽しく幸せに生きていけますが、できないように苦労を繰り返す生き方は、完全に先がないとわかります。日々、変化している生命、世界の状況をわかり、成長し生きていくことをせずしては外れ、落ちていくだけです。

今日は街が騒々しく、どこもかしこも渋滞でした。救急車のサイレンの音が鳴り続けています。いくつもの用事が入っており、早めに移動しても時間ぎりぎりとなってしまいましたが、神を見、助けられた経験をした後は、心静かに、おおいなる存在とつながることに尽くしました。無事に終わり、帰宅でき、感謝します。ありがとうございます。

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レバノンより
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マドリード ギャラリーより
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高麗恵子ギャラリーにて