KEIKO KOMA Webサロン

今、この時に再び


11月1日コンサートを聴く会を開催して頂きまして、ありがとうございます。正直こんなにも早く再び聞くことができるとは思っておらず、何はさておき高麗屋さんに向かいました。当日ももちろん真剣に聞かせて頂いておりますが、二回目になると更に集中して聞くことができ、ありがたいと同時に自分の状態が変わっていますので初めて聞く体感です。「まつり」の先生の音で、どんどん研ぎ澄まされていく空間と一つになる時、毎朝淹れる先生が焙煎されたコーヒーに心澄まし言葉を聞く時と同じであると初めて気づきました。コーヒー豆にお湯を注ぐ時の吸収と拡散される様は、この上なく澄み渡り、淹れる時は宇宙旋回のように美しく、同じ体感を経験しました。「高句麗の今」は始まる前から緊張しましたが、第一音が身体の底に響き渡ります。今までの過去なのか、癖なのか、しがみつこうとするものが見え隠れして出たり入ったりとチラつきます。ですが、そんなことは容赦なく圧倒的な音の塊が次から次へと降って来るので、おかしな話ですが観念するかのように消えていきました。あとは身体を任せるままに、凄まじいエネルギーの渦中にいました。そうでありながら、泣きたくなるほどやさしいのです。無限に広がる世界は生き返る世界です。今、この時に、再び経験させて頂きありがとうございます。

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NPO高麗 東北センターにて
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八坂、高麗ギャラリーカフェ
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府中の森芸術劇場 ウィーンホールにて