KEIKO KOMA Webサロン

人間になること


一昨日のアントレプレヌールサロンの時に、先生が連続して行って下さっているコンサートメッセージを、きちんと書き留めなくてはならないと、突然ノートに書き記しました。自分の存在を明確にする途轍もなく大きな要のこの時に、オンデマンドで配信して下さっているのは、コンサートを何度も聴くのは当たり前ですが、なぜ大事なメッセージを自分で書き留めようとしないのかと、急にその愚かさに気づきました。コンサートに出かける前に、高麗さんがお読み下さるメッセージを何度も繰り返して聴き、すべて自分のノートに書いてみた後の体感は、この事に今気づいてよかったと安堵する思いでした。

向かった府中の森での、第一部でのメッセージをお聴きし驚愕しました。「純粋悪」「根絶やさなければなりません」大変なメッセージをお聴きしつつも、美しく綺麗なピアノの演奏に何が悪なのか分からず、一見よさげに聴こえるからこそ悪なのかと考えました。途中のブレイクタイムの後は、切り込む一音の凄まじく鋭い音が、私の体のど真ん中に入り飛び上がりました。命懸けで勝負をかける先生の姿に、ただ背筋を伸ばしていることが精一杯の第一部です。冷房のせいもありますが、それだけではない何かが、いつも以上に身体が冷え込んでいると感じつつ、第二部が始まりました。存在、愛のメッセージに、心底安堵しました。冷えた身体の力が抜け、血が通い始めます。異国情緒のような、それでいて下町の人情の笑顔と香りに包まれる、安堵の不思議な光景が見えます。「生きている」人々の活気と、生活の香りに溢れる、ここは一体どこなのでしょう。気づけば、体の中心に確たる芯がありました。その芯は芽となり、光を受け、どんどん育まれて天に向かって伸びていきます。どこまで伸びていくのでしょうか。愛の空間の中で育まれ、やがて愛の木となります。一人一人の愛の木は、新しい国創りなのだと分かった時、演奏が終わりました。夢中で拍手をし、手拍子を叩いていました。第一部のことは、あまりにも凄まじくて正直、よく分かりません。ですが、第二部で人間になることを学びました。オンデマンドで、メッセージの言葉を含めて、改めて聴かせて頂きたいと望みます。ありがとうございます。

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レバノンより
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迎賓館より
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高麗恵子ギャラリーにて