KEIKO KOMA Webサロン

五月から六月へ


アントレプレヌールサロンで、資本主義社会のお話から、今は労働組合がないと同じ状態とお話下さった事で思い出したことがあります。
30年前勤めていた職場は、その市の職場独自の組合を組織していて99パーセント以上が組合員。市長は同業あがりということもあり、覚書という形も含めてたくさんの権利を勝ち取ってきて、活気に満ちていました。特にその中の女性で組織された部では、育休や母体保護に纏わる多くの権利を全国に先駆けて勝ち取ってきたというだけあって、その女性リーダーたちの揺るがぬパワーに新任で初めて集会に参加した時、驚き感動しました。そして、みんなとても人間的だったと感じます。子育てしながら働く大変な時期を、先輩が、自分たちも助けてもらったから今度は自分たちが助ける番と、お互いに助け合い支え合って働いていました。団結の合言葉のもと、春闘の時期はストライキをし、5月1日メーデーも動員で参加していました。
それから、19年間勤務している間に、闘ってきた団塊の世代の組合員が定年退職するにつれ、だんだん組合の力が弱まり、形骸化し、最後は、年金に相当するものが財源が破綻し昭和35年生まれ以降の人はもらえる額は0円になるという現実にも、仕方がない・・・と闘う気が全くなく、これでは組合を作っている意味がないと。労働三法が機能していない状態になっていました。
そして、今の社会はもっと厳しい新自由主義と伺い、人間としての心、魂、感性、情熱、情感、友情など全部ある「可能性」で生き仕事をしていくことが、抜け出す道とよくわかり、特別な真に尊い5月の一日一日から可能性の6月へと。
ありがとうございます。

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