ジェンダー

23日の府中の森コンサートに参加させて頂きました。昨日は部屋で改めて21日のコンサートを聴かせて頂き、毎日コンサートですが、先生はリハーサルもされ、ほとんどピアノをお弾きになられていること、またオンデマンド配信も受講生方が聞いておられることも合わせると、私達の生きるこの空間は先生のピアノの音がずっと響いていることになります。そして世界へも配信されていること、地球全体全世界がゆらゆら変化しているように感じます。

　一部のメッセージが詠まれ、この会場から世界が変わる尊い幕開けとなり、日本にいながら世界を変えていける信じられないイベントに頭を垂れます。まして、この場に参加でき、世界を変えていく力となっていける尊い一席なのだと、本日はまた本当に神々しい始まりを迎えました。

　パイプオルガンの、音を聞いたとき、身体が音とともに上に浮かび上がっていくようでした。二部のメッセージを、お聞きしたとき、やはり、愛をテーマにされておられると感じ、世界に先生の音が広がっていく光景を胸に祈るようにしてその場にいました。世界中からの魂が飛び交うように集まり、ピアノの音に変換していかれるように感じていると、海外の人の姿や顔が見えてきたとき胸が動き、世界のあちらこちらでどれだけ苦しみ悲しんでいるか、また、先生の音をたよりにこの会場にどんどん集まってくることを頬に溢れる涙の数が教えてくれているようでした。

　アンコールでは、ざわざわすごいどのような弾き方をされあのような音を出されているのかまるで異次元世界です。次第に見えてきたのは舞台の上部にゆらゆら棚引いて上昇していくイスラム語の文字でした。それをみたとき、私はコーランを読もうという気になりました。かつての、男女の性差が解かれたエチオピアでのコンサートのことを思い出し、人間がまっとうに生きられるよい世の中を作っていくには男女の愛が真の愛となっていくことが必要であると感じました。真の愛の実現、という壮大な解決への道の鍵を握っているひとりひとりのあり方は、個人の事にしてしまっては先を作れなく、ここで起こっていることはここから全世界に影響していくことなのだと、畏れ多い気持ちです。内面的実存の転換がコンサートの席に座っているだけでいとも簡単になれるのなら、よけいな苦労をしなくても済みます。真の愛により今抱えている問題も病も解決していける道がここにあるのなら、誰もが健康に幸せに生きることを願っていると感じます。本日も素晴らしい奇跡の偉業を有限なる時間の中でしてくださり、誠にありがとうございます。