コンサート翌日

昨日のコンサートでのパイプオルガンの演奏中に、幾重にも重なる枠が解かれていきました。こんなにも枠ができてしまう頭なのだと驚きました。今日になり、人が作った言葉に合わせて言葉を使うと枠になると気づきました。この社会で仕事をすることは、法律、規則を守り、今までにない新しい仕事を行なっていくとはよくわかっていることであります。決まった言葉を使った方が、話が早くなると考え、使ってきた言葉ですが、人が作った言葉の枠にハマるということが見えるようにわかりました。昨夜も書かせていただきましたが、NPOいのちのミーテイングの時にお話いただきました日報とは違う自分の言葉で自分の気持ちを書いていくノートが必要とよくわかります。日報の言葉は、人が作った言葉の枠にハマるように書きます。そうしているうちに私だったら生きていることが嫌になる辛さに襲われます。常に、あるがまま、感じているままを自分の言葉で表現していけば周りにハマることはないと見えるようにわかりました。パイプオルガンの演奏により、ハマってきた枠がなくなりました。自分の言葉で表現し、自分の頭で考えることがいかに重要であり生きることの意味まで変わってしまうのだということがよくわかる今日でした。心よりありがたく感謝します。

今日は、仲間が家にお掃除に来てくださり、大変助かりました。昨日のコンサートの経験があり、気持ちも頭も整理され、生き返ったようです。ラジオ収録があった為に、仲間にお掃除を任せ、車に乗り出かけました。遠くに光が見え、その光は愛ちゃんと愛麗花ちゃんと気づき、驚喜しました。近づき、車を止めると、歯医者で歯を抜いたばかりの愛麗花ちゃんが口の中を見せてくれました。その美しい純真な輝きに涙溢れる程感動し、胸熱くなりました。私がすることは子供達が生きていける社会を作ることと生命の芯で確認しました。我に返ったような体感でした。

昨日も今日もモスクワから先生のコンサートについての至急の返答を求める質問のメールが届き、皆で大忙しです。夜にはやっとコンサート開催の申請が受理されたとの連絡がありました。この時を待ち望んで来ました。コンサートホールの理事会では、短い先生の演奏中の動画を見、先生の才能溢れる演奏に感動し、ロシア人に新しい動きを作るコンサートとなると大変喜んでいたとの報告を受けました。私は、ロシアから世界へ大きな動きを作りたい気持ちを伝えました。昨日のコンサートで大きく状況も場も変わったことを感じる今日でした。モスクワコンサートの開催が決まった後は、何か重しがとれ、気が抜け、疲れが出てきました。なかなか先に行かせないエネルギーを感じながらも、先に行きたく常に仕切り直しでやり続け、やっと到達できた体感でホッとしました。ありがとうございます。