KEIKO KOMA Webサロン

ひらく


三鷹風のホールでのコンサートをありがとうございました。
先生と高麗さんの対談をお聞きしていましたので、大変楽しみにしておりました。
人のためにというメッセージをお聞きしている時、私自身の欠けている何かが浮かび上がって来ました。
人のためにとか役に立つということは私の中にいつもある気持ちのひとつです。それがいつしか意識的となり概念として在ることに気付きました。しかし、一貫して人のために生きておられる方々を目の当たりしている日常の中で、私はそう生きていないことが明らかとなり、認めると、申し訳なさが溢れて涙が止まりませんでした。おおいなる目標とのメッセージにより、毎年いただく桐箱のメッセージが浮かび、あらわして頂いた書は私の内に在る気持ちと溶け合い在りました。
先週、ワクチン接種の第1回目をしたのですが、よく言われている痛みや倦怠感に加えて、頭に霧がかかった状態が続き、どれだけ寝てもどこか眠くて仕事にならくなる時もあったのですが、第1部で抜け出していけました。抜け出した感じは複数回あり、最後は身体全体を覆っていた膜のようなものが、天にすぅっとと引っ張られて抜けて行った感じでした。第1部の間、背筋を伸ばしてお聴きしようとしても変なところに力が入り、力を抜いてと頑張っていたのが、第2部のある時からはどこも無理なく楽に背筋が伸び上に向かっていられました。
心臓をノックされている様に響く音は、きれいな生命で生きていく糧をいただいているように感じました。少しずつ、でも確実に、ある変化の時に向かっていることを予感します。身体の中心から、風船がふくらむように自らの内がひろがって生命が開いていきました。

先生の声とも感じられるどなたかと、ずっと対話をしているような第2部の後半でした。風のホールはなにかが紐解けて行くような経験ができます。

連日の対談をお聞きでき、コンサートまでの日々をなんとか過ごしておりました。ありがとうございました。

本日のコンサートもどうぞよろしくお願いいたします。

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三鷹市公会堂 光のホールにて
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仙台高麗屋にてビデオ講演会公開収録
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