KEIKO KOMA Webサロン

三鷹から


三鷹公会堂での「高句麗伝説」を真にありがとうございました。あまりに素晴らしくて言葉にならず、この大きな感動をどのように表現すればよいのかとずっと考えていました。何もなくて何も言葉にならないと困っていましたが、ペンを持ち、書いてみれば何もないわけではなかったです。善きも悪しきもありました。今更で申し訳ない気持ちと、やはり本当に大きく変わったという実感と、それ以上の事があります。そして、新しくはじまった大きな流れを堰き止めることなく流れを大きくしていく時と考えます。

ピアノの音だけではじまった「高句麗伝説」でした。私は横浜開港記念館でのコンサートの記憶はあるのですが、講座で初めてピアノを弾いていただいた時のことはずっと思い出せずにおりました。しかし今回、美しくやさしいピアノの音を聞いた瞬間、突然初めて聞かせていただいた時のことが生命全てに蘇りました。三鷹公会堂とは目と鼻の先にありました高麗さまのアパートには美しいアップライトのピアノがあり、その出会いこそ、命も魂も、全ての救済のはじまりでした。涙がほとばしり、同時に開けた何かがあり、初めての経験づくしのコンサートでした。

高麗さまが明確に表された「過去に答えはない」はそのままのお声で心に響き続けています。なんと力強いお言葉でしょう。王のもと、大きな木のもとに集う、全人類の歓喜の声が聞こえてきます。詩を詠まれているのではなく、予言、預言と、生命でわかります。たった一言、一音に世界が動くこと、見えるようにわかりました。これほど見えるようにわかる経験は初めてです。「組み替え」というお言葉も、内も外もなく組み変わっていく経験です。何度生まれ変わろうとも自身で言葉にすることは不可能な尊き一瞬、一言、一文であります。経験は成長し深まること、生命は先取りするを知っています。今ここで、お言葉を、この上なくやさしいお声で、いだきの愛に抱かれ聞かせていただけます幸運は、人間とし生まれた最高のよろこびであります。

三鷹から帰宅すると、車でほんの1時間走った都内でありながら、海外コンサートツアーから帰ったようだとひとりつぶやきました。90分の経験はこの世の時間で計れないことあきらかです。1回1回がとてつもない経験ですが、4月7日の北上、4月23日の京都、そして5月14日の三鷹が大きな節目となっています。再び京都へと移り、かけがえのない経験をさせていただきます。
三鷹からはじめて下さった「いだき」を、新しくまた三鷹からはじめて下さりありがとうございます。未知なる未来は夢と希望にみちあふれています。何もかも、全て変わり、変えて動く時。連綿と続いてきた生命を代表し、生き、働かせていただけますことに心より感謝申し上げます。

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府中の森芸術劇場ウィーンホールにて
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東京高麗屋にて
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三鷹市公会堂 光のホールにて-2