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ことばの紅葉狩り


松茸狩りやシジミ狩りは、実際の収穫があるのだから、出かける労力の意味はある。しかし、紅葉狩りは、なにも手には入らない。(箕面では「紅葉の天ぷら」は食べられるが)でも、みんな出かけ結構満足しているようなのは、やはり心は満たされ、気力が養われるからだろう。だから、「ことば」についても、そういうことをすればいいと思っている。雑誌や新聞などから、気に入った言葉や表現を見つけ、カードとかスクラップにするのである。それだけで、ずいぶん自分の言葉は上質になり、会話は深いものになると思っている。昨日、わたしが拾った言葉は

心の中にやってくる語への希望を抱きつつ
※木田元『ハイデガーの思想』(岩波新書)5p
ゲアハルト・ツェランがハイディガーの山荘の記念帳に残したた言葉
(「井戸の星に目をやりながら、」の前言あり。美しい会話への期待がある!)
(言葉はやってくるものなんだ。心の深いところに!)

今日、拾ったのは

僕の命は言葉とともにある

※盲目で東大教授になった人の本の題名
まだ読んでないがいま注文した。「言葉とともにある」がいい。

 

 

 

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