KEIKO KOMA Webサロン

お正月


お正月の京都へと、夢を紙に書きながら向かった道中でした。
12月のジェンダー講座後は、毎日毎日関係の中で自分自身のことを問い続け、実態をわかっていくプロセスでした。受け入れがたい衝撃的な事実を受け止めること、うらみに変わった渦を巻くような破壊的パワーの出所をわかっていくこと、自分は何になりたいのかと問いを重ねるプロセスでした。

新年を迎え京都に向かう道中には、夢を言葉に表現することから始まると感じ、新たな気持ちでペンを握っていました。表現し切れない混沌とした胸の内が、中継で聞かせていただいていた元旦のコンサートによって光に満ち、どんな闇と交わっても、光は光としてあり続けていることをわかり、止まっていた夢の続きを描いていました。夜には仲間と集い、ミーティングを行いました。去年一年間の中では表現し合えなかった本音を語り合え、皆満たされ先へ進めることに感謝致しました。人と共に経験し、人に助けられ、一人であってはわかることのできない自分に気づく元旦、一年の始まりでした。

そして2日目は八坂で一日お餅をつき、一日お見立てくださり、一日おもてなしくださった先生、高麗さん、スタッフの方々に本当に感謝致します。頂いたお善哉、ソフト、コーヒーは無我夢中で食べていました。それも一人ではなく、偶然遭遇する方々と、いだきとの出会いを語りながら。忘れ得ぬひとときでした。ご寄付をさせていただいた羽織りは、私が19歳の時にお見立て頂いたお着物とぴったりのものでした。まるで一緒に染めていただいたかと思うほどのぴったりさでした。カチューシャも頂き、全てを身に纏った自分の姿を写真で見、親に、親族に、男性に、こうあってほしいと作られた枠の中で生きる自分こそを破壊したいと感じました。気のせいとわかっていても、私をこんな風に育てたはずはない、と親や親戚が言っている声が聞こえてくるようで、波風を立てない無難な道へと引っ込もうとする自分がいることに気がつきました。自分の内なる破壊的パワーは、自分自身の枠を壊していくことに向かい、他者とは愛し合い生きることへと向かっていきたい気持ちを新年心に抱きます。

一年の素晴らしい始まりを心よりありがとうございます。

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東京高麗屋にて-2
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京都 八坂にて
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