ありがとうございます

京都、琵琶湖、奈良にて高句麗伝説を開催して下さりありがとうございました。生まれた地の奈良は小さい頃からどんより暗い印象しかなく、明るい色がある記憶がほとんどありませんでした。この度の奈良での高句麗伝説コンサートでは、初めて華やかな古の都の香りを感じ驚き、都があった地であることを初めて感じられ胸の内にほのかに灯るやさしい光と花が咲いた瞬間が心にあり続けます。従姉妹達と仕立ててもらったばかりのお揃いの紫陽花の浴衣を着て奈良の夏祭りに行った時のことも突然思い起こされ、鮮やかな色が蘇ったようでした。大地が変わり、閉ざされた記憶が大地から現れるとき、人間の生命も同時に開かれることを経験させていただきます。仲良く暮らす人間の豊かさ、ひとつに生きる人間の生命の真の在り方が、人間共通のよろこびでありしあわせと感じます。先生の太鼓の音、お姿はまさに「しん」と感じました。神、真、芯、新…。その場に身を置かせていただけることがどれほどの人生の恵みかと畏れ多く感じました。「飛鳥…」とのお言葉と音を聴くだけで涙あふれました。子孫のため、未来を見、先を創り続ける高句麗人の生きる姿、愛。人間として生きること、未来を創り続けること。女の人が安心して子を産める国をと、高句麗を建国した東明王様の存在。東北での高句麗伝説の時の経験から、そのお言葉をお聴きするごとに、自らの生命で経験する真があります。そしてお父様の存在に出会わせていただくときただただ涙流れ、今、高麗恵子さんがいらっしゃること、光り輝く美しい女性が世界に向かわれ、輝くことは本当に世界の希望であることを感じます。世界中の方にいだきしん先生、高麗恵子さんに出会っていただき、この経験を共にと望みます。役に立てる人間になっていけるよう生きていきます。ありがとうございます。