KEIKO KOMA Webサロン

「場」


会社の人には比叡山のお茶室にお招きいただいたから行ってくると伝え向かった今回の京都行きでした。そして今日高台寺駐車場でバスを待っていると皆のマーブリング姿に興味を持った方が何があるのかと尋ねて来られたので比叡山の迎賓館のコンサートにお招きいただいたとお話ししました。人の興味津々な反応から比叡山にお茶室と迎賓館があることの意義深いことを実感しました。
迎賓館コンサート後に開催くださったビデオ講演会に参加させていただき、「場」が出来ることのすごさを東京への帰り道に考えていました。一人一人自分のままに成れる場がいきなり出現したのです。いつも人は色んな側面を持って生きていることを感じます。時や環境、人との関係の中でどのような側面が出てくるか変わります。その究極な場がお茶室と捉えました。四畳半という小さな空間を囲い、慎ましく飾り、心触れ合い、最も内面深くたどる場を考えた日本人の精神は素晴らしいと感動します。比叡山のお茶室の場が新しい基準となり、ふさわしくないことはちょっとしたことでも普段から直していく気持ちでいます。
そんな気持ちで向かったいだき始まりの日の迎賓館コンサートでした。あっという間に二時間経って、気づいたら終わっていたという感覚です。何がどうだったという記憶もなく、一体どうなっていたんだろうという感じです・・。コンサートもいつも意識的に聴いていたのかもしれないと書いていて浮かびます。記憶はなくても間違いなく生命は経験し、東京に戻ってきました。
新しい基準をもとに生きていく今からです。この度の二日間の掛け替えのない経験を心よりありがとうございました。

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