KEIKO KOMA Webサロン

気負い


仕事中、昨日から少しめまいのような、意識が遠のく気持ち悪さが現れ始めていました。私の心の有様がそのまま出ています。数日前から熱が出た母は、更に頑なになって京都行きを拒絶し始めたのです。「その話を聞くだけで寿命が縮まる。私を殺す気か」とまで言いだします。全く逆なのに、こうまで言い出す抵抗力に驚きます。一瞬、例年通り私一人だけで行き、キャンセル料を支払って終わらせてしまおうかと過ぎります。ですが愛犬の死を無駄にしたくない、次はもうないと思うと、やはり今が勝負と答えが出るのです。コンサートがあることが救いでした。先生の世界は、限りなくやさしく包み込まれ涙が出ます。自分の中のしがらみや意固地なものが、溶け出していき、言葉に出来ない自分の中があからさまとなり、消えていきます。「GRACE」なんて素敵な言葉なのでしょう。「GREAT TURNING POINT」とお聞きした時、思わず「おぉ」と声を上げてしまいました。それ以上に驚いたのは、パイプオルガンの第一音です。ビクッと飛び上がってしまいました。先生の後姿を拝見しながら、お聞きしているうちに何とも不思議な、一体私はどこに居て何の音を聞いているのか、まるで分らなくなりました。何もかもが消えてしまった感じです。そして最後のピアノの音は、全身があたたかく、生まれて初めて経験する感覚に包まれ、まるで光の中に包まれた感じで終わりました。まるで違う世界です。昨夜は家に帰ると、そのまま布団に入り、光に包まれたまま眠りに落ちてしまいました。目覚めた今日は、自分の中の気負いがなくなっていました。先日、母に言われた「執念深い女だね」と言う言葉が、突然蘇ります。はっと気づきました。「京都に一緒に行きたい」と何が何でも願う気持ちは、正に執念となっていたのです。それでは嫌がっても当然のことです。自分の在り方に気づき、ありがたいです。結果はどうであれ、素直な気持ちのままで生きます。ありがとうございます。

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京都、八坂にて
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三鷹市芸術文化センター 風のホールにて
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おやすみなさい